主キー(プライマリーキー)について

主キー(プライマリーキー)とは、テーブルのレコード(行)を特定する為、カラムに設定するキーのことです。

そのカラムの値は重複が不可となります。

テーブルに複数のキーを設定可能ですが、大抵1つのみ設定されます。

主キー(プライマリーキー)をテーブル作成時に設定する方法

CREATE TABLE [テーブル名] (
	[主キーのカラム名] [型] NOT NULL,
	・・・
	CONSTRAINT [主キーの名前(省略可)] PRIMARY KEY([主キーのカラム名])
);

主キーの名前は「PK_MEMBER_LIST」のように「PK_[テーブル名の大文字]」と付けると分かりやすいです。

省略可能で省略すると任意の名称が自動で付加されます。しかし名称は省略せず設定しておくことをオススメします。

既存のテーブルに主キー(プライマリーキー)を追加設定する場合

ALTER TABLE [テーブル名] ADD CONSTRAINT [主キーの名前(省略可)] PRIMARY KEY([主キーのカラム名]);

省略可能で省略すると任意の名称が自動で付加されます。しかしここでも名称は省略せず設定しておくことをオススメします。

主キー(プライマリーキー)を変更する場合

主キーを変更する場合は、一度主キーを削除し追加する必要があります。

主キーを削除する方法

ALTER TABLE [テーブル名] DROP [主キーの名前];

主キーの名前を作成時に省略して自動で割り振られた場合、それを調べる必要が出てきます。

主キーの名前を設定しておく方が良い理由はここにあります。

運用で複数の顧客へ導入することを考慮した場合、自動で割り振られたものが同一となるとは限らない為、後で付け替えたい状況となった場合に対応が難しくなってしまいます。

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